SabuOguro & Works 小黒三郎と作品
小黒 三郎
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1936年
東京に生まれる
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1960年
多摩美術大学絵画(油絵)科卒業。
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1969年
神奈川県の盲学校、養護学校に勤め、教具づくりを始める。
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1978年
鎌倉のギャラリー五鐘洞にて「動物の世界・組み木展」
第4回自作教具展(国立特殊教育総合研究所)にて「盲人用組み木・触察ボード」出品、金賞。 -
1979年
松屋銀座遊びのギャラリーにて「小黒三郎・組み木遊具展」開催。デザイン評論家の勝見勝(かつみまさる)さんを知る。
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1980年
ロンドン・ビクトリア&アルバート美術館にて「ジャパンスタイル展」に出品、渡欧。
スイスのネフ社とデザイン契約。ヨーロッパで製品化を始める。 -
1981年
教職を辞して、組み木デザイナーとして活動開始。デザインフォーラム展、日本クラフト展等に出展の他、各地で個展を開催。岡山県倉敷市に転居する。
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1983年
木のおもちゃメーカー「遊プラン」設立。テレビ朝日系列「徹子の部屋」に出演。
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1995年
熊本県阿蘇郡小国町に、小黒三郎組み木館「ZOOTOPIA」オープン。
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1999年
「組み木創作の会」を有志と共に起し、「組み木フェスティバル」を通して組み木の普及に努める。
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2002年
沖縄の県立工芸指導所の講師として、組み木作りを初めて沖縄へ持ち込む。
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2008年
韓国青太山にて「WCF主催の第1回木工指導者講習会」で組み木作りを初めて韓国に伝える。
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2011年
千曲川ハイウェイミュージアム(小布施町)にて4ヶ月に渡り「小黒三郎・組み木の世界展」(組み木作り40年の歩み)開催。
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2012年
長野県中野市に「小黒三郎組み木館ズートピア信州」オープン。
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2013年
韓国では初めての「組み木の100分授業」をソウル市三一小学校2年生30名に実施。
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2016年
クレヨンハウス主催「夏の学校2016」に講師として参加。
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2017年
長野県飯山市美術館にて「小黒三郎の組み木館ズートピア信州展」を80日間開催。
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2019年
日本郷土玩具館(倉敷)にて、「小黒三郎組み木展・ありがとう倉敷」を開催。デザイン活動を引退。幼少の頃から教員時代まで過ごした鎌倉へ。
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2023年
ギャラリーえにし(北鎌倉)にて、「遊プラン創立40周年記念展 組み木の夢」を開催。
- 経 歴
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組み木創作の会名誉会長
日本おもちゃ会議会員(現在は退会)
日本クラフトデザイン協会会員(現在は退会) - コレクション
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北海道立近代美術館
日本郷土玩具館
富山県こどもみらい館 ほか
Introduction to Saburo Oguro's works 小黒三郎の作品紹介
02組み木の節句人形
子どもを祝うお祭りなのだから、子どもも一緒に遊べる節句人形を作りたいとの思いから生まれました。ひな人形段飾りや五月人形段飾りは専用の容器に収まり、小さなお子さんも一緒に楽しみながら飾ったり、パズル遊びをしながら片付けができると喜ばれています。
年々できることが増えてゆき、成長を実感するとのお声をたくさんいただいています。
03組み木のクリスマス
サンタクロースやトナカイ、クリスマスツリー、天使などを組み合わせて、クリスマスにちなんだ組み木をデザインしました。ヨーロッパではメジャーな降誕人形もラインナップしています。
ネットショップへ04昇り人形
左右のヒモをピンと張って、交互に引っ張るとどんどん昇ってゆくおもちゃです。ヒモを少し緩めるとストンと降りてきます。ネコとネズミとチーズの組み合わせなど、物語性を持たせたデザインが多い作品です。
ネットショップへ05ゆらゆら人形
小黒三郎がドイツのザイフェンへ旅した際に、現地のおもちゃ屋で見つけた「片腕式やじろべえ」がきっかけで生まれました。組み木のデザインを取り入れたことで、木片を組み変えて揺れるスピードを変えることができます。
ネットショップへ07ポリキューブパズル
昔からパズルマニアに好まれているポリキューブパズルに、組み木のデザインを取り入れた作品です。平面に組んだり、立体に組むことができるパズルです。平面に組んだ時に3x9マスのパズルは、3x3x3マスの立体に組むことができます。
08シングルアニマル
銀座松屋で開かれたイベント用にデザインした動物たちです。小黒三郎に与えられたテーマは「110」でした。組み木ではなく、110匹の動物を小黒三郎デザイン特有のシンプルな線で表現した作品です。110匹の動物を組み合わせて物語を作ったり、高く積み上げたりして遊ぶことができます。遊プランでは、端材を使って製造しています。
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